日産の第3四半期決算、純利益540億円に

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リーフ(東京モーターショー09)
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日産自動車が9日に発表した2009度4-12月期(第3四半期累計)の連結決算は、当期純利益が前年同期比25.0%増の540億円と増益となった。

売上高は、同19.5%減の5兆3796億円と減収だった。同期間のグローバル販売台数は、前年同期比4.8%減の250万5000台と小幅マイナスだった。北米などで落ち込んだものの、中国が好調で1ケタ台のマイナスにとどまった。

営業利益は、同147.6%増の2289億円と大幅増益となり、売上高営業利益率は、4.3%となった。また、経常利益は、同62.0%増の1459億円だった。10-12月期は新車販売台数が前年を上回り、増収増益となったことが貢献した。

同社のカルロス・ゴーン社長は、「2009年度第3四半期の日産の業績は明るい材料であり、我々が講じてきた対策が順調に実を結んでいるということを示した。しかし、グローバル経済は引き続き不安定で不確実要素が多く、第3四半期に好調な業績を記録したとはいえ、世界市場での景気回復が持続的なものであるという確認が明確にできるまで、引き続き慎重な見通しを維持していく」と述べた。

《レスポンス編集部》

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