[茨城空港開港]周辺ローカル鉄道、にわかに熱気 2月14日にイベントも

自動車 ビジネス 企業動向
新デザインへ改装中の車両
新デザインへ改装中の車両 全 6 枚 拡大写真

茨城空港開港まで1か月。茨城の空の玄関口よりも賑わっているのが、地元のローカル私鉄だ。

県内の勝田と阿字ヶ浦を結ぶひたちなか海浜鉄道湊線(14.3km)では、14日から、新デザインの車両が登場する。

この新しいデザインは、一般からの公募で誕生したもので、最優秀賞を受賞した東京都在住のデザイナー・井上亮氏によるデザイン原案が採用されている。

ボディはクリームとグリーンのツートンカラーで、「グリーンは中根や磯崎に代表される緑の大地、クリームは朝焼けの空を表現し、その間の細い金の帯は今まさに昇らんとする太陽の光を象徴。側面の白い『m』は湊線の頭文字で、躍動と海の波を表現。側扉のオレンジは当社のコーポレートカラー」と同社。

同社は2月14日、那珂湊駅構内でお披露目イベントも開催する。11時から「新デザイン車両披露および表彰式」「新デザインペーパークラフトおよび乗車記念証プレゼント」などが行なわれる。

また、当日は、新デザイン車両による上り11時38分発列車に乗車した先着150人の乗客に、地元ひたちなか市内出身のモデル・篠崎友紀さんがバレンタインチョコをプレゼント。さらに、小学生以下先着150人にお菓子のプレゼントもあるという。

そして茨城県の取手と下館を結ぶ常総線などを運行する関東鉄道のイベントも盛り上がりをみせている。同社水海道車両基地で月1回のペースで開催される「気動車体験運転」は、毎回多数のエントリーがあり、同社は「会を重ねるごとにヒートアップしている」という。

参加費用はひとり5000円(昼食付き)で、各回20人限定。同社のキハ2400形(電気指令式ブレーキ)とキハ350形(自動空気ブレーキ)という新旧のディーゼル・カーを運転できるとあって、参加者の年齢層は「老若男女問わずさまざま。年配の方は古い気動車を懐かしみ、若い世代は最近の運転台に興味深々のようだ」(同社)と同社はいう。

「東北や四国など、全国各地から乗りにやってくる。最近は、カップルや、単独女性の参加者も目立つ」と同社。こちらも2月14日に体験運転が行なわれるが、残念ながら予約は終了している。「予約を開始するとすぐに定員に達するほど人気」とも話していた。

いずれにしろ、バレンタインデーの茨城ローカル私鉄は、賑わいをみせる気配だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. “夏ドライブ”の快適性を上げる、便利アイテム2種5品[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る