【ジュネーブモーターショー10】トヨタ オーリス ハイブリッド仕様…市販モデル公開

自動車 ニューモデル モーターショー
トヨタ オーリスHSD
トヨタ オーリスHSD 全 1 枚 拡大写真

欧州トヨタは15日、『オーリス』のハイブリッド仕様、『オーリスHSD』の写真を公開した。3月2日に開幕するジュネーブモーターショーで正式発表された後、欧州では7月から販売が開始される。

トヨタは2009年9月、フランクフルトモーターショーに、『オーリスHSDコンセプト』を出品。2010年の半ばに発売するオーリスのハイブリッド車を示唆したコンセプトカーだった。HSDとは、「ハイブリッド・シナジー・ドライブ」の略である。

2010年のジュネーブでは、その市販バージョンが登場。車両の組み立ては『アベンシス』と同じ、TMUK(トヨタ・モーター・マニュファクチャリングUK)の英国ダービーシャー州バーナストン工場で実施。欧州トヨタにとって、初の現地生産ハイブリッド車となる。

欧州トヨタは、新型の写真1枚を公開。ハイブリッド設定と同時にマイナーチェンジを受けるガソリン&ディーゼル仕様のオーリスをベースに、メッキを強調した専用フロントグリルを与えているのが確認できる。

エンジンやモーター、バッテリーなど、ハイブリッドシステムの内容は公表されていないが、『プリウス』と共通のもよう。1.8リットル直列4気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせ、トータル出力134psを発生する。

オーリスは2007年春、欧州マーケットへ投入。欧州ではCセグメントに属する5ドアハッチバックで、トヨタの欧州における主力車種の1台だ。欧州ではプリウスよりも、オーリスHSDの方が売れるかもしれない。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る