ボルボのエコカーで世界一周、Facebook上で6万チーム

試乗記 国産車
DRIVeアラウンドザワールド
DRIVeアラウンドザワールド 全 3 枚 拡大写真

ボルボカーズは19日、『C30』の欧州向けエコグレード『C30 DRIVe』を使用した世界一周バーチャルゲーム、「DRIVeアラウンドザワールド」に、全世界から6万3000チームが参加したことを明らかにした。

ボルボカーズは2008年9月のパリモーターショーで、「DRIVeシリーズ」を発表。最大出力105psを発生する1.6リットル直列4気筒ターボディーゼル搭載車をベースに、燃費向上やCO2排出量削減に効果的なさまざまな改良を加え、究極のエコグレードに仕立てた。

その装備内容は、空気抵抗を10 - 15%低減する専用アルミホイール、エアロパーツ、ミシュランの低転がり抵抗タイヤ、3 - 5速の専用ギアレシオなど。さらに、高速走行時の揚力を抑えるために車高は10mmダウン。エンジン冷却性能の向上、コンピューターの変更、低抵抗トランスミッションオイルの採用、パワーステアリングのチューニング見直しなど、細かい部分にまで手を入れている。

DRIVeシリーズの中で、最も高い環境性能を誇るのがC30。欧州複合モード燃費は26.3km/リットル、CO2排出量は99g/kmとクラストップレベルの実力だ。燃料満タン時の最大航続距離は、828マイル(約1333km)である。

ボルボカーズは昨年11月、このC30DRIVeを使用したバーチャル世界一周ゲーム、「DRIVeアラウンドザワールド」を、ソーシャル・ネットワーキング・サービスの「Facebook」でスタート。世界各国のFacebook の友人の元をバーチャルで訪ねながら、80日以内に828マイル(約1333km)を完走するという内容だ。

昨年11月16日のゲーム開始から、今年2月5日のゲーム終了までの約2か月半、特設ホームページへのアクセスは、世界169か国から56万9000ビューに到達。このうち、6万3000チームがゲームに参加し、2009年にFacebookでインストールされたアプリケーションとしては、17番目の人気となった。

優勝チームには、1万5000ユーロ(約190万円)の賞金。ただし、この賞金は優勝チームの名前で、地球温暖化を防ぐための基金に寄付されるという。

《森脇稔》

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