【ジュネーブモーターショー10】アウディ RS5…ライバルはBMW M3

自動車 ニューモデル モーターショー
アウディ RS5
アウディ RS5 全 7 枚 拡大写真

アウディは22日、『RS5』の概要を明らかにした。直噴4.2リットルV型8気筒エンジン(450ps)を搭載。0-100km/h加速4.6秒、最高速280km/hの高性能と、欧州複合モード燃費9.26km/リットルの低燃費を両立する。実車は、3月2日に開幕するジュネーブモーターショーで披露される。

画像7枚:アウディ RS5

RS5は、『RS6』や『RS4』と同様に、アウディの子会社、クワトロGmbHが開発を担当。『A5クーペ』をベースに、圧倒的な高性能が追求された。

エンジンは、『R8』用の直噴4.2リットルV型8気筒ガソリン「FSI」がベース。デュアルインテーク&エグゾースト、可変式カムシャフト、インテークマニホールド内の可倒式フラップなど、数々の専用チューンが施された。この結果、最大出力450ps/8250rpm、最大トルク43.8kgm/4000 - 6000rpmを獲得。レーシングカー並みの高回転型エンジンが完成した。

アウディ独自のフルタイム4WD、「クワトロ」も進化。セルフロック式のセンターディファレンシャルには、小型軽量なクラウンギアが新採用された。従来のクワトロよりも、幅広い領域で前後トルク配分が変えられるのが特徴。前後トルク配分は40対60を基本に、フロントは最大70%、リアは最大85%まで、駆動力を高められる。後輪の左右間でトルクを分配できる「スポーツディファレンシャル」もオプション設定された。

トランスミッションは、7速「Sトロニック」。車両重量は1725kgに抑えられ、0-100km/h加速4.6秒、最高速250km/h(リミッター作動)の優れたパフォーマンスを発揮する。オプションでリミッターの解除が可能で、この時の最高速は280km/hに到達する。

エンジンや駆動系のフリクション低減、オンデマンド制御のオイルポンプ、エネルギー回生システムなどを採用。これだけの高性能でありながら、欧州複合モード燃費9.26km/リットルの低燃費を実現した。

足回りは、強化サスペンションを装備して、車高はA5クーペよりも20mmローダウン。拡幅されたフェンダーには、265/35R19サイズの大径タイヤが収まる。オプションで275/30R20サイズが装着できる。

ブレーキはフロントローター径が365mm。8ピストンのアルミ製キャリパーは、ハイグロスブラックで仕上げられ、「RS」のロゴが添えられる。ローター径380mmのカーボンセラミックブレーキはオプションだ。

「アウディドライブセレクト」は標準装備。オート、コンフォート、ダイナミックの3モードが選択でき、エンジンレスポンス、シフトタイミング、ステアリング特性、排気音が変化する。ローンチコントロールも可能。電子制御トルクベクトリングは、トラクション性能やコーナリング性能を引き上げる。ESPには、作動をオフにできるスポーツモードが付く。

内外装には、RSシリーズ共通テイストが盛り込まれた。専用バンパー&グリル、ディフューザー、ツインマフラー、リアスポイラーを装備。リアスポイラーは120km/hでリフトし、80km/hで格納される。グリルやウィンドウ回り、ドアミラーなどはマットアルミ仕上げとなり、キセノンプラスヘッドライトには、LEDデイタイムランニングライトが組み込まれた。

レザー&アルカンターラのスポーツシートは、空調機能付き。トリムパネルはカーボンファイバーが標準で、ブラックピアノとブラッシュアルミはオプションだ。ドライバーインフォメーションシステムには、ラップタイマーと油温計を追加。ブラックゲージ&ホワイトレタリングのメーターやアルミペダルも標準だ。

RS5の欧州販売は、今春スタート。価格は7万7700ユーロ(約965万円)からだ。4.0リットルV型8気筒エンジン(420ps、40.8kgm)を搭載するBMW『M3クーペ』(0-100km/h加速4.6秒、最高速250km/h)が最大のライバルとなる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ラガー』30年ぶり復活か?…土曜ニュースランキング
  2. 新東名・NEOPASA浜松で「“航空祭”フェスティバルIV」開催! 6月13日から
  3. トヨタ『ライズ』がRAV4デザインに!? 次期型が驚きの進化、国内トップSUVの最新情報
  4. 車の黒樹脂パーツが白くなる原因と対策、洗車後に差が出るメンテナンス方法~Weeklyメンテナンス~
  5. 蘇った「CB-F」はサーキットでも楽しいのか? スペンサー用にカスタム、特別なホンダ『CB1000Fレーサー』をことりちゃんが試す
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ホンダ「2026ビジネスアップデート」…次世代HV15車種投入、2029年度営業利益1兆4000億円
  2. BYD、Huawei、Xpengが示す中国自動車産業の次なるステージとは…匠新[インタビュー]
  3. ダイフク、520億円の成長投資でマザー工場再開発とドイツ企業買収…2030年に売上高1兆円へ
  4. AIドライブレコーダーで道路損傷を自動検出、「道路巡回ソリューション」共同開発…電気興業とサイバーコア
  5. JFEスチール、スポット溶接安定化技術が国内自動車メーカーの部品に初採用…高強度鋼板の適用拡大に貢献
ランキングをもっと見る