GM、米国工場で1200名追加雇用…新型 クルーズ 生産に対応

自動車 ビジネス 企業動向
シボレークルーズ米国仕様車
シボレークルーズ米国仕様車 全 8 枚 拡大写真

GMは23日、米国オハイオ州ローズタウン工場において、1200名を追加雇用すると発表した。今夏、米国市場へ投入する新型シボレー『クルーズ』の生産開始に伴うものだ。

新型クルーズは、2008年10月のパリモーターショーでデビューしたGMの世界戦略小型セダン。ボディサイズは全長4598×全幅1797×全高1477mm、ホイールベース2685mmとコンパクト。すでに欧州や中国を含むアジア市場など、世界60か国以上で販売されており、デビューから1年4か月で、世界累計セールスは10万台を突破している。

GMは今夏、新型クルーズを『コバルト』の後継車として米国市場へ投入。2009年12月のロサンゼルスモーターショーでは、米国仕様車を公開した。エンジンは1.4リットル直列4気筒ターボで、米国EPA(環境保護局)燃費は高速で17km/リットル。生産は、米国オハイオ州ローズタウン工場で行う。

今回、GMはローズタウン工場の従業員を3300名から4500名へ、1200名増員。新たにサードシフトを導入し、クルーズの生産に対応することとした。すでにGMはクルーズ生産に関連して、5億ドル(約450億円)を投資すると発表しており、そのうち3億5000万ドル(約315億円)をローズタウン工場へ振り分けている。

GMノースアメリカのMark Reuss社長は、「最高の生産品質を持つローズタウン工場から、クラストップレベルの経済性を備えた新型クルーズをお届けする」と、自信をのぞかせている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る