ホンダのハイブリッドカー『CR-Z』が26日に発売された。フロントグリルの真ん中にはナンバープレートが鎮座している。
CR-Zのコンセプトモデルでは、フロントグリルにホンダの「H」マークが設置されていて、ナンバーのないすっきりしたスタイルを見せられた後では、少々残念といえる。
これについてエクステリアデザインを担当した箕輪元明氏は「法規ではないが、そういう指導があります」とコメント。元々バンパーを支える部材があるところなので冷却性能などには影響ないという。
輸入車や、スペース上空気導入口を真ん中に用意しなくてはならない軽自動車などは、オフセットして設置することもできるが、国産車の場合、設計段階からナンバープレートは真ん中に設置することを考慮しなければならないようだ。
ユーザーサイドでオフセットして設置するのはかまわないようだが、いまのところメーカーサイドではオフセットするパーツなどの用意はされていない。