【ジュネーブモーターショー10】イタリアI.DE.A、妖艶な4ドアHVセダン提案…ソフィア

自動車 ニューモデル モーターショー
I.DE.A ソフィア(SOFIA)
I.DE.A ソフィア(SOFIA) 全 6 枚 拡大写真

イタリア・トリノに本拠を置くデザイン会社、I.DE.Aは2日、ジュネーブモーターショーにおいて、デザインスタディモデル、『ソフィア』(SOFIA)を公開した。

I.DE.Aは1978年、フィアットの依頼を受けたフランコ・マンテガッツァ氏が、イタリア・トリノに設立したデザイン会社。当初は、デザインコンセプトを提案する活動が主体だったが、その後、工業製品のデザインを手がけるようになった。

1988年に登場したフィアット『ティーポ』は、I.DE.Aのデザイン。コマツの一部建設用重機も、I.DE.Aがデザインするなど、幅広く工業製品を手がけている。現在、フォルクスワーゲングループのデザイン部門を統括するワルター・デ・シルヴァ氏も、かつてI.DE.Aに在籍していたことで知られる。

I.DE.Aは2009年のジュネーブモーターショーに、デザインスタディ、『ERA』を出品。ドアのないオープンモデルという斬新さは、おおいに注目を浴びた。そして、今回のジュネーブでは、ソフィアを公開した。
 
ソフィアはハイブリッドシステムを搭載する4ドアセダンを提案するモデル。女性の赤いドレスをイメージしたというソフィアは、エレガントな雰囲気でまとめられている。

優美なカーブを描くボディラインや前後フェンダーの起伏は、やはり女性的なイメージ。ヘッドライト&テールランプは薄型デザインとした。室内は独立した後席を備える4シーターレイアウトだ。ハイブリッドシステムの詳細は明らかにされていないが、V型8気筒エンジンを基本にした、FR駆動方式を採用しているという。

I.DE.Aはソフィアに関して、「オールイタリアン」を強調。イタリアのカーデザインの優秀さをアピールしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る