[動画]アウディ RS5…スポーティな走りとサウンド

自動車 ニューモデル モーターショー
RS5のPR映像
RS5のPR映像 全 6 枚 拡大写真

アウディは2日、ジュネーブモーターショーにおいて、『A5クーペ』の最強グレード、『RS5』を発表した。動画共有サイトでは、そのPR映像を公開中だ。

RS5は、『RS6』や『RS4』と同様に、アウディの子会社、クワトロGmbHが開発した特別モデル。A5クーペをベースに、圧倒的な高性能が追求された。

エンジンは、『R8』用の直噴4.2リットルV型8気筒ガソリン「FSI」がベース。デュアルインテーク&エグゾースト、可変式カムシャフトなど、数々の専用チューンが施された。この結果、最大出力450ps/8250rpm、最大トルク43.8kgm/4000 - 6000rpmを獲得。基本的に同じ4.2リットルV8を積む『S5』(354ps)よりも、96psもパワフルな高回転型エンジンが完成した。

アウディ独自のフルタイム4WD、「クワトロ」も進化。セルフロック式のセンターディファレンシャルには、小型軽量なクラウンギアが新採用された。従来のクワトロよりも、幅広い領域で前後トルク配分が変えられるのが特徴。前後トルク配分は40対60を基本に、フロントは最大70%、リアは最大85%まで、駆動力を高められる。

トランスミッションは、7速「Sトロニック」。車両重量は1725kgに抑えられ、0 - 100km/h加速4.6秒、最高速250km/h(リミッター作動)の優れたパフォーマンスを発揮する。オプションでリミッターの解除が可能で、この時の最高速は280km/hに到達。4.0リットルV型8気筒エンジン(420ps、40.8kgm)を搭載するBMW『M3クーペ』(0 - 100km/h加速4.6秒、最高速250km/h)と、パフォーマンスは互角だ。

足回りは、強化サスペンションを装備して、車高はA5クーペよりも20mmローダウン。拡幅されたフェンダーには、265/35R19サイズの大径タイヤが収まる。ブレーキはフロントローター径が365mm。8ピストンのアルミ製キャリパーは、ハイグロスブラックで仕上げられ、「RS」のロゴが添えられる。格納式のリアスポイラーは120km/hでリフトし、80km/hで格納される設定だ。

RS5の欧州販売は、今春開始。価格は7万7700ユーロ(約950万円)からだ。サーキットでの優れたパフォーマンスとサウンドを紹介した映像は、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

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