[動画]VWの新型ピックアップトラック、アマロック…タフな相棒

自動車 ニューモデル 新型車
アマロックのPR映像
アマロックのPR映像 全 6 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンが2月に南米市場で発売した新型ピックアップトラック、『アマロック』(Amarok)。動画共有サイトでは、そのタフな走破性能をアピールしたPR映像が公開されている。

新型アマロックは2009年12月に正式発表。車名になっているアマロックとは、北極圏に住むイヌイットの言葉で、「狼」を意味する。ボディサイズは全長5250mm×全幅1900mm。最大積載量は1.15トンだ。クラス最大級の荷台は、長さ1555mm、幅1620mm、高さ525mmで、欧州の荷物規格「ユーロパレット」の積載が簡単にできるように工夫されている。

オフロード走行性能を重視して、堅牢なラダーフレームの上にボディを載せる方式を採用。駆動方式は市場の嗜好に合わせて3種類が設定され、FR、切り替え式4WD、フルタイム4WDとなる。2種類の4WDは「4モーション」だ。

ボディタイプは4ドアのダブルキャブが先行発売され、2011年前半に2ドアのシングルキャブを追加予定。グレード構成は3タイプで、「ベース」「トレンドライン」「ハイライン」が用意される。

エンジンは、パワフルかつ環境性能に優れる直噴2.0リットル直列4気筒ターボディーゼル「TDI」2機種。最新のコモンレールインジェクションを装備する。トランスミッションは6速MTだ。

TDIの2ステージツインターボ版は、最大出力163ps、最大トルク40.8kgm。圧倒的なトルクは1500rpmという低回転域で引き出される。欧州複合モード燃費は12.82km/リットル、CO2排出量は206g/kmだ。今年の半ばに追加されるTDIのシングルターボ版は、最大出力122ps、最大トルク34.7kgm。欧州複合モード燃費は13.16km/リットル、CO2排出量は199g/kmとなる。

新型アマロックは、アルゼンチン・ブエノスアイレス近郊のパチェコ工場で生産。2月の南米主要国を皮切りに、2010年後半にかけて、オーストラリア、南アフリカ、欧州などへ投入される。1月のダカールラリーでは、35台のアマロックがオフィシャルカーとして大会をサポート。そのタフな走破性能は、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

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