【三菱 RVR 新型発表】欧州ではSUVテイストが強め

自動車 ニューモデル 新型車
ASX
ASX 全 3 枚 拡大写真

三菱『RVR』のメインマーケットは欧州である。現地では『ASX』の車名で呼ばれる。デザイン本部デザイン部エキスパート、金澤さんは、このプロジェクトに就任早々アイディアスケッチとカラーリングを持ってロシアとヨーロッパへヒアリングへ行った。

【画像全3枚】

欧州では日本と比べて、新型車のSUV的なテイストを記号として捉えていて、それを強調した方が商品企画が伝わるということがわかった。そこで、「欧州向け仕様は、フロントフォグランプの上のラインから下を黒に塗り分けることで、SUVルックにしました。マーケットによって細かく表現を分けられるようにしてあります」。

「(乗用車テイストが好まれる)国内市場では、ここがモノトーンになっていると乗用車感を感じてもらえるとのリサーチ結果でした」と、ワールドワイドでもきめ細かく対応しているようだ。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ダイハツ タフト 新型試乗】ほどよい個性とさりげない行動範囲の広さがいい…島崎七生人
  2. マツダの新型SUV『EZ-60』が250万円スタート…10月に盛り上がった口コミ記事ベスト5
  3. 次期『Sクラス』はこの顔? メルセデスベンツ『ビジョン・アイコニック』発表…大型2ドアクーペ提案
  4. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. ブリッツ、エンジン出力向上デバイス「パワコンX」発売、190車種以上に対応
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る