【日産 フーガ 試乗】異例の肉食系…森口将之

試乗記 国産車
フーガ
フーガ 全 4 枚 拡大写真

マセラティ『クアトロポルテ』に影響を受けたと見るのは自分だけ? でもロングノーズ・スモールキャビンのプロポーションは、インフィニティ・ブランドのアイコンでもあるから納得しよう。

【画像全4枚】

いずれにしても国産ビッグセダンとしては異例の肉食系だ。インテリアは足が組めるほど広いリアシートに対し、フロントはウインドスクリーンが目の前に迫るなどかなりタイトな作りだが、キャラを考えれば理解できる。

走りはダイナミックなフォルムに見合ったものだ。7速ATのおかげで加速は2.5リットルでもじゅうぶん。3.7リットルなら迫力のダッシュを、日産らしい豪放サウンドとともに届けてくれる。

乗り心地はしっとりしていて、ステアリングはなめらか。踏めば旋回を強めていくFRならではの快感も味わえる。硬派仕様の370GTタイプSは身のこなしがダイレクトになるが、乗り心地はそんなにツラくない。そうそう噂のエコペダルは想像以上のデキだった。アクセルペダルを踏みすぎるとググッと戻される、その力加減が絶妙。一日も早くコンパクトカーにも導入してほしい。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★

森口将之|モータージャーナリスト
試乗会以外でヨーロッパに足を運ぶことも多く、自動車以外を含めた欧州の交通事情にも精通している。雑誌、インターネット、ラジオなどさまざまなメディアで活動中。著書に『クルマ社会のリ・デザイン』(共著)、『パリ流 環境社会への挑戦』など。

《森口将之》

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