2010年チャンピオンシップ第2戦オーストラリアGPは、レッドブルのマーク・ウェーバーにとって母国グランプリとなる。
しかしウェーバーにとって母国GPは2002年のミナルディでのデビュー以来、入賞がないという鬼門でもある。2006年にはトップ走行中にトラブルでリタイアするというハプニングもあっただけに、好調なレッドブルで週末に迫った母国GPにかける意気込みは強い。
「F1カレンダーには特別なレースというものが存在する。例えば、スパやモナコみたいに。そこまでは行かずともメルボルンは優秀に組織されたグランプリだと思う。ヨーロッパでの評判も高いし、ドライバーからも人気がある。グランドスタンドで振られる旗は壮観だよ。ドライビング中に音は聞こえなくても、雰囲気が肌に伝わってくる」とウェーバー。
ちなみにアルバートパーク・サーキットのグランドスタンドは今年から「マーク・ウェーバー・グランドスタンド」と名づけられている。