マツダ山木副社長「日本市場のHV投入は急務」

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ内山田副社長とマツダ山木副社長(29日)
トヨタ内山田副社長とマツダ山木副社長(29日) 全 4 枚 拡大写真

トヨタ自動車とハイブリッド車(HV)技術のライセンス供与で合意したマツダの山木勝治副社長は29日、トヨタの内山田竹志副社長とともに記者会見し「日本市場でのHV投入は急務となっている」と、技術導入に動いた背景を語った。

マツダはライセンス供与を受け、同社の次世代ガソリンエンジンにHVシステムを搭載、「2013年までに、まず日本での発売を目指す」(山木副社長)方針だ。

山木副社長は、トヨタやホンダによるHV商品の拡充によって「日本ではHVが急速に普及している」とし、市場投入への猶予はないとの認識を示した。

トヨタからの技術導入により「短期間に基幹部品をサプライヤーさんから購入できと判断した」と、今回の提携の利点を説明した。ただ、当面のHVの販売目標については言及を避けた。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  2. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  3. 公取委、ダンロップに行政処分 全天候型タイヤ「安売り阻止」疑い[新聞ウォッチ]
  4. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
  5. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る