ザウバーの小林可夢偉にとって、セパンは思い出の場所。GP2時代の2008年にはアジアシリーズ優勝、09年には2位表彰台と相性のいい場所だけに、マレーシアGPに賭ける意気込みは高い。
「とてもいいサーキットだから大好きだ。暑さは厳しいけれど、その条件はみんな同じだから気にならないよ。ただし豪雨で中断となった昨年のような展開にはなってほしくないけどね。マレーシアは日本からも近いし、日本のファンに会えることを期待している」
「メインストレート手前の最終コーナーが僕のお気に入り。ストレートで加速するためにも、ハードなブレーキングと正しい進入ラインが重要。ラップタイムに大きく差が出るだけに、正しく取り組まないと痛い目を見るんだよ」とF1ドライバーとして初めて挑むセパンに期待を寄せていた。
ちなみに可夢偉は初日のフリー走行を総合11位で終えている。