オゥルテスは、電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド車(PHV)用の給電装置を組み込んだ自動販売機システムを開発し、東京都世田谷区にある東京日石オートガスの経堂営業所で4月1日から運用を始めたと発表した。
EVやPHV用の給電設備は高額な設備投資が必要であることや、法律により売電が禁止されているため投資を回収できないといった理由で、設置が追いついていない。
開発したシステムは、自販機から商品を購入すると給電システムが稼動し、35分間充電できるというもの。給電スタンドには豊田自動織機製を採用した。給電システムの初期投資を自販機の売り上げから回収できるため、給電設備の設置を促進できるという。同社の関連会社に自販機の管理業務を複数台委託すると、初期投資なしで給電システムの設置ができる。