新日鉄エンジニアリング、高減衰ゴム制振ダンパーを商品化

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高減衰ゴム制振ダンパー イメージ図
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新日鉄エンジニアリングは、温度による性能変化(温度依存性)が小さい新開発の高減衰ゴム制振ダンパー「ユニットゴムダンパー」を商品化した。

新商品は、住友ゴム工業、東京工業大学・笠井研究室と共同開発したビル用制振装置となる。

今回、商品化した「ユニットゴムダンパー」は、高減衰ゴムと鋼材で構成するシンプルなパネル型で、高減衰ゴムが、地震や風のエネルギーを吸収する。また、温度上昇によるエネルギー吸収力の低下が小さく、10 - 30度まで安定した減衰性能を発揮するほか、振動数依存性(振動周波数の大小による影響)も小さく、小地震や風揺れによる微振動から大地震まで制振効果がある。

他にも、ゴムと鋼材が一体化していることで接着部の劣化がないためメンテナンスフリーが実現できること、ユニットの数量で減衰力の調整ができること、設計用解析モデルの利用により容易に設計できることなど、さまざまなメリットがあるとしている。

《レスポンス編集部》

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