【北京モーターショー10】日産 マーチ 新型、日本より先にお披露目

自動車 ニューモデル モーターショー
日産自動車のプレスカンファレンス(23日)
日産自動車のプレスカンファレンス(23日) 全 8 枚 拡大写真

日産自動車は23日、北京国際モーターショーにグローバルコンパクトカーの新型『マーチ(中国名=瑪馳)』、コンパクトバン『NV200』を出展した。電気自動車の『リーフ』も中国で初めて披露した。

5ドアハッチバックの新型マーチは、グローバルコンパクトカーで、中国市場には初の投入となる。広州市の花都工場で生産、2010年後半から7万 - 10万人民元(約96万 - 138万円)の価格帯で販売される。

直列4気筒の1.5リットルエンジン(HR15DE)を搭載、走行性能と燃費の向上を図った。マニュアルトランスミッション、オートマチックトランスミッションが組み合わされる。

マーチはタイ、インド、メキシコでも生産され、160か国以上で販売される予定。すでにタイで発表しているが、日本よりも先に販売数量が見込まれる中国で発表した。

NV200は乗用車の快適性とミニバンの実用性を活かして開発した、乗用にも商用にも使える実用的なモデル。1.6リットルエンジン(HR16DE)を搭載し、100kmあたり7.5リットルの燃費を実現。今年6月から8万 - 12万人民元(約110万~165万円)で中国市場に投入する。

さらに、中国で初めて披露した電気自動車のリーフは、新型リチウムイオンバッテリーと協調回生ブレーキシステムの搭載により、1回のフル充電で160km以上の航続距離を可能とし、従来のガソリン車と同等の高いレスポンスと運転の楽しさを味わうことができる。

武漢市人民政府と日産は2011年からリーフを使用した走行実験を開始する予定だ。

日産ブースでは、このほか『ティアナ』、『シルフィ』、『ティーダ』、『エクストレイル』、『キャシュカイ』、『GT-R』など幅広いラインアップを展示する。

《レスポンス編集部》

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