日産 リーフ、北米で予約受付を開始

エコカー EV
リーフ
リーフ 全 4 枚 拡大写真

北米日産は15日、アメリカ市場でのEV『リーフ』一般顧客向けの受注予約を開始した。なお、これに先立ち4月20日に開始していたホームページからのプライオリティ(事前優先)予約の申し込みは、既に9500を超えている。

リーフの北米での販売は、今年12月に北米日産の本拠地テネシー州を含め、カリフォルニア、アリゾナ、オレゴン、ワシントン州などから開始。来春から徐々に販売地域を拡大し、2012年には全米展開を計画している。予約者はその居住地域に応じて順次購入可能となるとのことだ。

販売・マーケティング担当のブライアン・キャロリン上席副社長は受注予約開始に際し「プライオリティ予約をスタートして以来、日産リーフに対する関心は急上昇しています。消費者の皆さんはゼロエミッションのメリット、そして日産『リーフ』の商品価値をはっきりと認めておられるようです」とコメント。

あわせて紹介された具体的な予約の条件と流れは、
(1)北米日産のウェブサイト上に個別のアカウントを作成し、購入希望の車両を選択。
(2)個々の運転状況等を含むユーザープロフィールの質問に回答。
(3)クレジットカードで返金可能なデポジットを支払うと予約番号が発行される。
(4) 予約完了後、リーフを受け取る希望ディーラーを選定。北米日産から6月30日までに個々の予約状況が通知される。というもの。予約は一家に1台で、予約に関する質問は特設ダイヤル(電話)でも受け付ける。

2011年の日産リーフの北米での販売価格は3万2780ドル。最大7500ドルの連邦政府からの補助金を受けることで、購入金額は税込で2万5280ドルまで引き下げられる可能性があるとのこと。さらにオレゴン州では1500ドル、カリフォルニア州やジョージア州では5000ドルといった州毎の税控除やリベートなど、複数のゼロエミッションビークルのEVの購入補助もある。リース販売の場合は月々349ドルからのプランが用意される。

《ケニー中嶋》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-5』新型を欧州で発表…日本では2026年中に発売
  2. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
  5. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る