環境配慮型の軟質ウレタンフォーム、東洋ゴムの子会社が開発

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東洋ゴム工業は、ダイバーテック事業の関連会社であるトーヨーソフランテックが植物由来の原料を使用した軟質ウレタンフォームで環境配慮型商品『ソフランエコフォーム』を開発したと発表した。

ソフランエコフォームは、ウレタンフォームとしては日本で初めて、日本有機資源協会が認定する「バイオマスマーク」を取得した。

環境に配慮するため、ペットボトルなどのプラスチック製品が植物由来の原料で生産されている。トーヨーソフランテックは家具や寝装寝具のクッション材として幅広く使用されている軟質ウレタンフォームにヒマシ油由来の原料を使用することに成功し、4種類の物性レパートリー製品を準備しています。

従来、軟質ウレタンフォームは、石化由来の原料を使用しているが、新製品は原料の約30%をヒマシ油由来の原料に置き換えながらも、軟質ウレタンフォームとしての機能は、石化由来の原料品と比較して同等の品質と同等の物性を保っている。

ヒマシ油は、非食用植物油で食料需要との競合が無く、比較的安定した調達が可能。また、ヒマシ油を抽出するヒマは植物としての光合成の際、炭酸ガス吸収量の多いことが特徴で、環境に優しい原料として注目されている。

《レスポンス編集部》

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