航空機ファーストクラス並みの高速バス用シート ウィラーが開発

自動車 ビジネス 国内マーケット
WILLER EXPRESS『コクーン』
WILLER EXPRESS『コクーン』 全 3 枚 拡大写真

ウィラー・トラベルは、シェル付独立シート「ウィラー・エクスプレス・コクーン」を開発した。7月23日から東京・大阪間を運行する高速バスから採用する。

コクーンは、「今までにないプライベート空間の実現」をコンセプトに開発した。従来のバスシートの概念を払拭し、大型シェルのパーテーションで各座席が仕切られ、左右1対1の2列シートをそれぞれ斜めに配置することで、乗客のプライベート空間を確保する。

高速バスは料金が割安なため、女性やサラリーマンの利用者も増えており、こうした人たちの「多少高くてもゆったりと乗りたい」という新たなニーズに対応する。

シート座面には、体を優しく包み込むような柔軟性の高いクッションを採用する。車内のデザインはシンプルで落ち着いた色調でコーディネートし、シェル内には、靴収納スペース、荷物収納スペース、ミラーを設置する。男性でも足が前方座席につかえることなく伸ばすことが可能で、飛行機のファーストクラス並み。シアターシートに導入しているVODシステムも導入、映画、音楽、ゲームを好きな時に楽しめる。

今回導入する高速バス3台のうち、2台は東京・大阪便で運行し、1台は東京を基点とし青森・仙台・金沢・広島・秋田・名古屋に向けて、順番に運行する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-5』新型を欧州で発表…日本では2026年中に発売
  2. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  3. ジープ『コンパス』新型の写真公開! アウトドアファンの要望に応える新インテリア
  4. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る