【ベントレー ミュルザンヌ 日本発表】家具デザイナーにインスパイアされて

自動車 ニューモデル 新型車
ミュルザンヌ
ミュルザンヌ 全 4 枚 拡大写真

ベントレーモーターズジャパンは、新型『ミュルザンヌ』について7月より予約を開始し、2011年第1四半期よりデリバリーを開始する。

インテリアデザインを担当したベントレーモーターズのヘッド・オブ・インテリアデザイン、ロビン・ペイジ氏は苦労した点について、「古典的な家具調のインテリアと最新鋭の技術を、適正なバランスでマッチング出来ていると思います。こういったところをぜひ見て欲しい」という。

たとえば、インパネにある“iPodドア”という引き出しについて、「『iPod』でも携帯電話でも日進月歩で進化しています。それらを全部搭載できるようにする、そして搭載スペースのドアを閉じると伝統的な木目のダッシュボードになる、そのバランスが大変でした」と語る。

ペイジ氏は、デイビッド・リンレイという家具デザイナーにインスパイアされたという。「英国のデザイナーで職人でもあり、モダンな家具をデザインする。伝統的な工法を使いながら斬新なデザインをする人で、尊敬しています。伝統的な職人芸とモダンなデザインが融合した家具を作ります」といい、ミュルザンヌに共通するデザイン思想を持つという。

「彼がクルーの本部に来たときに、ミュルザンヌのインテリアを見て、自分のデザインに影響を受けたのかなと話していました」

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  3. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  4. 父親への贈り物に“16万針の刺繍”で飾ったロールスロイスを…世界に一台の『ファントム・ダンテル』公開
  5. 新型『キックス』ブラジル発売で浮き彫りになった「日産への期待と本音」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る