ひき逃げの男、通報のため自宅へ?

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25日午後8時50分ごろ、福井県坂井市内の県道で、道路左側の路肩を走行していた87歳男性の乗る自転車に対し、後ろから進行してきた乗用車が追突する事故が起きた。男性は死亡。クルマは逃走したが、警察は後に34歳の男を逮捕している。

福井県警・坂井署によると、自転車は路外に押し出されるようにして転倒。乗っていた同市内に住む87歳の男性は近くの病院に収容されたが、外傷性ショックなどが原因で約2時間後に死亡している。

警察には事故の直後に「人をはねた」といった内容の電話が寄せられていたが、クルマは現場から逃走しており、警察は重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。事故から約20分後に現場へ戻ってきて、「自分がやった」と署員に申告した34歳の男を自動車運転過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で緊急逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。

現場は坂井市春江町中庄(N36.8.46.7/E136.12.18.4)付近の県道で片側1車線の直線区間。自転車が走行していた側に歩道は無かった。街灯は無く、夜間の見通しは悪いという。男は一度自宅に戻り、警察への通報を行っていたようだ。

《石田真一》

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