脱輪したクルマを踏切内に放置

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5月31日午前5時10分ごろ、香川県観音寺市内にあるJR予讃線の踏切内に脱輪した軽乗用車が放置されているのを通行人が発見。警察に届け出た。JR四国は列車の運行をストップしたため事故は起きなかった。警察はクルマの所有者から事情を聞いている。

香川県警・観音寺署によると、警察がトラブル発生を認知したのは5月31日の午前5時10分ごろ。観音寺市大野原町大野原(N34.5.5.4/E133.38.55.5)付近にあるJR予讃線の踏切で、踏切内に両前輪を脱輪させた軽乗用車が放置されているのを通行人が発見。警察に届け出た。

通報を受けて急行した同署員が放置されていたクルマを確認。JR四国に連絡を取り、約25分後に通過予定だった上り特急列車(しおかぜ2号、伊予西条発/岡山行き、3両編成)は手前の駅で抑止。衝突事故の発生を未然に防いだ。

放置されていたクルマのキーは抜かれており、撤去に手間取ったことから、JR予讃線は特急列車2本が部分運休。2本に最大40分の遅れが生じ、約300人の足に影響が出た。

警察では過失往来危険容疑で捜査を開始。同市内に在住し、放置されたクルマを所有する20歳代の男性から任意で事情を聞いていたが、男性は放置を認める供述を行ったようだ。

現場の踏切は幅員約2mと狭く、四輪車の通行は禁止されているという。

《石田真一》

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