フォードのインド新車販売、272%の大幅増…5月実績

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フォードモーターは1日、5月のインド新車販売結果を公表した。総販売台数は8080台。前年同月比は272%増と、驚異的な伸び率を示した。

これは3月に投入した新型コンパクト、『フィーゴ』の効果。同車は欧州Bセグメントの人気車種、『フィエスタ』をベースに、専用内外装を採用したインド向けの戦略車だ。

エンジンは1.2リットル直列4気筒ガソリン(71ps、10.4kgm)。トランスミッションは5速MTで、0-100km/h加速は15.5秒、燃費は15.6km/リットルの実力。オプションで、1.4リットル直列4気筒ディーゼル「デュラトルク」(69ps、16.3kgm)を用意。トランスミッションは5速MTで、0-100km/h加速は15.8秒。燃費は20km/リットルと経済性が高い。

グレード構成は、下から「LXI」「EXI」「ZXI」「チタニウム」の4種類。LXIのガソリン車は、34万9900ルピー(約70万円)からという価格設定が売りだ。

新型フィーゴは3月9日、インドで発売されたが、すでに累計受注台数は2万台を突破。フィーゴの人気を受け、インド・チェンナイ工場では、7月から2シフト制を導入し、増産体制を敷く。

フォードインディアのマイケル・ボネハム社長は、「フィーゴは発売から3か月連続で、フォードのベストセラー車に君臨。2万台を超える受注は、大変うれしい」と、コメントしている。

《森脇稔》

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