ホンダの中国・広州生産拠点、10日も稼動停止

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ホンダは9日、中国の完成車生産拠点、広汽ホンダ(広東省広州市)の稼動を9日に続き10日も停止することを決めた。

広汽ホンダの稼動停止は、ホンダ直系の部品メーカー、ユタカ技研(静岡県浜松市)の中国子会社「佛山市豊富汽配有限公司」(広東省佛山市)での労働争議によるもの。排気系部品の供給が止まった。

ユタカ技研は労働争議の理由を明らかにしていないが、先日、ホンダ子会社の現地変速機メーカーによる賃上げストが勃発しただけに、賃上げ要求による労働争議と見られる。

ホンダは中国完成車工場の稼動を4日に再開したばかり。今回は一工場だけとはいえ、部品供給のストップで再び稼動停止に追い込まれた。中国では労働者による賃上げ要求が今後広まると見られており、ホンダ以外のメーカーでもストによる生産停止などの影響が出るのではないかとの懸念が広がっている。

《編集部》

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