【新聞ウォッチ】電気自動車、2025年に充電1回で500km走行可能

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リーフ(画像は日本予約開始発表会見)
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2010年6月11日付

●亀井大臣辞任へ「郵政」先送りで(読売・1面)

●リチウム南米依存脱却へ、北米で権益環境分野製品開発後押し(読売・8面)

●スマートグリッド沖縄・ハワイ実験、米と協力、事業開拓狙う(朝日・7面)

●南アフリカW杯、期待と現実(朝日・9面)

●ホンダ中国2工場スト終結し再開へ(朝日・12面)

●前原国交相、都市間高速無料化実験で判断(毎日・4面)

●W杯チャーター機運航ゼロ、2年前から準備JALがっくり(毎日・8面)

●部品メーカー“脱ガソリン”マフラー、コピー機電気制御で共同開発(産経・9面)

●「出展多い今年は期待」パリ・モーターショー専務理事が来日会見(産経・9面)

●ホンダ、期間従業員採用再開、埼玉で600人(産経・9面)

●ガルウイングのメルセデス発表会(産経・11面)

●いすゞトラック18万台リコール、ダイハツも11万台(産経・24面)

●今後30年の科学技術は?(東京・3面)

●富士通・東芝携帯統合へ、国内2位浮上世界市場を開拓(日経・1面)

●トヨタ「係長」20年ぶり復活、現場の束ね役、若手育成機能も、開発部門まず1000人(日経・3面)

●オペル支援「欧州投資銀の基金で」独首相、雇用に配慮(日経・7面)

●ゆりかもめ車両、三菱重工が受注(日経・9面)

●いすゞ、中国に部品調達基地、東南アジア工場に供給、コスト3割減(日経・11面)

●三洋、太陽電池、米欧で一貫生産へ(日経・11面)

●レンタカー8月増車、2年ぶり大手5社で1%増(日経・13面)

ひとくちコメント

2024年には自動車の大部分はリースか共有になり、25年には充電1回で500km走行できる電気自動車が普及する---。官民の技術者ら約2900人に「今後30年で国内に普及する科学技術」を予測してもらった結果、こんな未来図が示されたという。

文部科学省の科学技術政策研究所が発表したもので、10日付の夕刊やきょうの東京などにも取り上げられている。調査は1971年から5年おきに行われ、今回で9回目だそうだ。分野の異なる専門家が、解決すべき技術課題として12分野、832課題について、新技術が社会に普及する時期などを予測したという。

今回の調査結果で興味深いのは、地球温暖化問題を受け、環境・エネルギーや情報通信の技術に関心が集中している点だ。毎日によると、2024年には「自動車の大部分はリースか共有」となりマイカーは消えるなど、人々の価値観も変わると予測している。また、宇宙開発では、2031年に宇宙旅行が広まり、2040年には有人月面基地が現れるという。

いよいよサッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会が開催される。7月11日の決勝をめざして熱戦が繰り広げられるが、日本代表が1次リーグを突破できるかどうかも予測できない。それなのに、今後30年間に実現しそうな新技術をズバリ予測しており、さすが技術立国ニッポンを担う頭脳たちである。

《福田俊之》

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