新型三輪車ウロボロス…カスタム対応、EVも

自動車 ニューモデル モビリティ
街中を実際に走行した時の様子(資料画像)
街中を実際に走行した時の様子(資料画像) 全 6 枚 拡大写真

前2輪・後1輪という構成の3輪車『Ouroboros』(ウロボロス)特徴のひとつが、パーツはオール日本製という点。削り出しの手製のパーツも多数使用され、まさに匠の造形となっている。

取材会で披露された1台はヤマハ『FZR-1000』のエンジンを搭載しているが、「リユース」もコンセプトとしていることから、思い入れのあるエンジンやパーツを組み込むことなどもカスタムバイク製作的にフレキシブルに行なえるようになっている。

搭載可能なエンジンはかなり幅があり、2気筒も4気筒も問わないし、水平対向以外のエンジンならまず何でも搭載可能。さらには、電動モーターを搭載してEV化も健闘しているという。オーナーの要望に応えて、各部のカスタマイズも可能だ。

そのほか、大型の前部中央ははね上げ式のトランクとなっており、合計118リットルの容量を有する。タンデムシートもあるため、2人で1泊2日程度の旅行も簡単に行ける形だ。

「私がほしいと思ったものを作りました」というオートスタッフ末広代表取締役の中村正樹氏。OuroborosのエンジンがFZR-1000なのも、次に何かを作る時は中村氏がお気に入りの同車のエンジンを使うと決めていたからだそうだ。「変わったオジサン(笑)がひとりで乗っていてもカッコよくみえるように」と作ったそうである。

すでにナンバーも取って公道を走っているため(この日も自走で南千葉サーキットまで来たという)、よく「この間見た」といわれ、「目立つので悪いことはできませんが(笑)、注目度も抜群で、ひとりででもふたりででも旅に出て楽しい乗り物です」とした。

《デイビー日高》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. ホットハッチの名車『205 GTi』の再来、『E-208 GTi』にSNS興奮!「ヤバいホイール」などデザインにも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る