【BMW 5シリーズ 試乗】大柄だけど軽快なフットワーク…松下宏

試乗記 輸入車
5シリーズセダン
5シリーズセダン 全 5 枚 拡大写真

新しい『5シリーズ』は『7シリーズ』系のプラットフォームを使うことでひと回り大きなボディを持つようになった。BMWに限った話ではないが、モデルチェンジを重ねるごとにクルマのボディ、エンジン、タイヤが大きくなっていくのは何とかして欲しいものだ。

【画像全5枚】

ただ、大柄なボディの割には軽快感のあるフットワークを示すのはBMWらしいところ。芦ノ湖スカイラインを気持ち良く駆け抜けていく。しかもとても乗り心地が良い。試乗車には18インチや19インチ/20インチのランフラットタイヤが装着されていたというのに、少しも硬さを感じさせるところがない。

直列6気筒3.0リットルの直噴ツインターボを搭載した「535i」の動力性能は十分すぎるくらいの実力。このエンジンはすでにいろいろな車種に搭載されているが、本当に良いエンジンだと思わせる。

新搭載の8速ATの変速フィールは滑らかそのもので、走行中に何速に入っているのかが分からないほどだ。V型8気筒4.4リットルのツインターボは性能的には過剰といえるレベルになる。

今回は試乗できなかったが、直列6気筒3.0リットルの自然吸気エンジンを搭載した「528i」が新しい5シリーズの売れ筋グレードになるはず。エコカー減税&補助金が適用されるので、ユーザーにとって魅力的なグレードになる。

■5つ星評価
パッケージング:★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★

松下宏|自動車評論家
1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者を経てフリーランサーに。税金、保険、諸費用など、クルマとお金に関係する経済的な話に強いことで知られる。ほぼ毎日、ネット上に日記を執筆中。

《松下宏》

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