26日午前7時45分ごろ、千葉県茂原市内の国道409号を走行していたワゴン車が対向車線側へ進入。直後に進行してきた大型バスと正面衝突する事故が起きた。ワゴン車は大破し、運転者が死亡。バスに乗っていた高校生6人が軽傷を負っている。
千葉県警・茂原署によると、ワゴン車は前走車を強引に追い抜こうとして対向車線側へ進入。直後に対向車線を進行してきた学校法人が所有する送迎用の大型バスと正面衝突した。
衝突によってワゴン車は運転席部分が大破。乗っていた35歳の男性は近くの病院に収容されたが、全身を強打したことが原因で約2時間後に死亡。バスには登校中の高校生ら27人が乗車していたが、このうち6人が打撲などの軽傷を負っている。
現場は茂原市上茂原(N35.25.15.3/E140.16.19.3)付近で、片側1車線の直線区間。事故を起こしたワゴン車は、約1時間前に同市内で盗まれたものであることが後の調べで判明した。警察では運転していた男性が車両盗難にも関与した可能性が高いとみて、さらに調べを進めている。