三菱自動車は6月にコンパクトカー『コルト』のマイナーチェンジを実施した。現行コルトは2002年の発売だが、現在も月あたり約1200台を販売する同社の主力車種。今回の改良では燃費を向上、2WD車で75%エコカー減税に対応し、販売に弾みをつける。
1.3リットルMIVECエンジンを搭載する2WDの「ベリー」、「クールベリー」、「1.3RX」の3グレードは、減速エネルギー回生システムの採用とオルタネータ効率の向上により燃費を向上させている。『コルトプラス』についても「ベリー」と「クールベリー」のエンジンを1.3リットルにダウンサイジングすることで、コルトと同様エコカー減税75%低減に適応した。
このほか、車室内の花粉やダニを抑制する抗アレルゲンシートや、バイオクリアフィルターを採用した特別仕様「クリーンエアエディション」を設定し、コアユーザーである女性や、小さい子どもがいる家族向けにアピールする。
コルトの中でも最量販グレードであるクールベリーを写真で紹介する。