【マツダ プレマシー 新型発表】“NAGARE”に特別な技術は不要

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田畑チーフデザイナー
田畑チーフデザイナー 全 14 枚 拡大写真

新型マツダ『プレマシー』には、これまでマツダがショーカーでトライしてきたデザインモチーフである“NAGARE”が取り入れられている。

デザインを担当したデザイン本部デザイン戦略スタジオチーフデザイナーの田畑考司さんは、「“NAGARE”は社内の半分くらいの人は出来ないだろうと言っていました」と笑う。しかし、上層部がとにかく試せと言ったという。

そこで、「ドアパネルだけで作ってみて、修正や補修が出来るのかとか、写り込みなどを全体のデザイン開発に先立って検証しました」という。「水の波紋のような模様を全面に入れてみるなど、様々な造形がありました」という。トライ&エラーの結果、現在のデザインに落ち着いたのだ。

補修に関しても、「結局は難易度です。先にパネルを作って検証して、それをデザイン条件として当てはめ、その中で作り込んでいきました。従って出来る範囲での前提条件でスタイリングしましたので、補修はできるのです」という。最終的に、普通の町の工場と同じ材料を使って普通のスキルの人が出来るところまで確認したそうだ。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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