日産自動車は、ポスト新長期規制に適合したクリーンディーゼルエンジン「M9R」を搭載した『エクストレイル』にAT(オートマチックトランスミッション)車を追加設定すると発表した。
日産は、世界一厳しいとされるポスト新長期規制に適合したエクストレイルを国内市場に投入したが、欧州市場への投入モデルをベースとしていたため、これまではMT(マニュアルトランスミッション)仕様だけだった。7月に国内市場で受け入れやすいAT仕様を追加して、拡販を狙う。
国産乗用車でポスト新長期規制に適合したディーゼルエンジンモデルは、初めてとなる。
クリーンディーゼルエンジンを搭載するエクストレイルAT車は、日産が今後展開するエンジン進化型エコカー「PURE DRIVE」シリーズの第2弾となる。