ホンダは、ミニバン『フリード』のシートを2列にしたコンパクトトールワゴン『フリードスパイク』を7月9日から発売すると発表した。
フリードスパイクは『モビリオスパイク』の後継となるモデル。「可能性搭載コンパクト」をキーワードに開発した。前後・上下にそれぞれ180度回転できる「反転フロアボード」を採用し、カーゴルームのフロアの高さを変更できる。左右も分割してあるため、荷物の大きさや量により使い分けることが可能。
反転操作はグリップに手をかけ、ボードの片側を持ち上げるだけでスムーズにできる。反転フロアボードは、樹脂材とアルミ材を使用しており、軽量でありながら高強度としている。
また、ダイブダウン機能とゆったりとした座り心地を両立したリアシートを採用した。ダイブダウン時のフラットなフロアを実現するため、シート全体を薄く設計しながらシートクッションにはS字形状のバネを採用することで快適な座り心地を実現した。ビルトインテーブルや角度調節機構付のカーゴスポットライトをタイプ別に設定したほか、小物の収納に便利なリアサイドポケットやタイヤハウスに設けたサイドライニングトレイ、荷物の固定に便利なタイダウンフックなどを設置し、使い勝手の向上を図った。
販売目標は月間2500台。
価格は159万8000~246万8000円。