インド新車販売32%増、タタは2位へ浮上…6月実績

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インド自動車工業会は8日、インド国内の6月新車セールスの結果をまとめた。商用車を含めた全販売台数は、23万4021台。前年同月比は32%増と、12か月連続で2桁増を達成した。

主力は乗用車で、前年同月比29%増の18万1810台を販売。商用車は、44%増の5万2211台をセールスした。

乗用車のメーカー別販売では、首位のマルチスズキが、前年同月比17.9%増の7万2812台。主力のA2セグメントの『アルト』『ワゴンR』『ゼン・エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『A‐スター』が、トータル5万1418台をセールス。前年同月比は、11.4%増を記録した。

また、A2セグメントの下に位置するCセグメントでは、『オムニ』『バーサ』『Eエコ』が、前年同月比43.9%増の9914台。A2セグメントの上のA3セグメントでは、『SX4』『デザイア』が32.5%増の8081台を売り上げている。

2位のタタは2万7811台を販売し、ヒュンダイを僅差で上回って2位へ浮上。前年同月比は63%増と大幅な伸び率だ。『インディゴ』シリーズが113%増の7502台を売り上げたほか、超低価格車の『ナノ』が5月に対して倍増の7704台をセールス。『スモー』『サファリ』シリーズも、9%増の3602台と着実な実績を残した。

3位のヒュンダイは、前年同月比18.9%増の2万7366台。A2セグメントの『サントロ』『i10』『ゲッツ』『i20』が牽引役を果たしている。

《森脇稔》

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