【ホンダ フリードスパイク 発表】自分だけの更衣室がどこでもパッ

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フリードスパイク・ランニングステーションASICS×Honda
フリードスパイク・ランニングステーションASICS×Honda 全 4 枚 拡大写真

スポーツ施設や“ジョガー”が集まる公園のトイレの洗面エリアが水浸しになっているのを見たことはないか……。

東京・南青山のホンダ本社で行なわれた『フリードスパイク』発表会には、アシックスとのコラボレーションによって生まれた同車のコンセプトモデルも展示されていた。

このモデルには、フリードスパイクの荷室がまるで“更衣室”のように仕立てられていた。跳ね上げたテールゲートに取り付けたカーテンでサッと仕切れば、周りの目を気にせず着替えなどができるというものだ。

アシックス社長室広報チームマネジャーの船越克美氏は、「とにかくランナー人口が増えている。全国各地で行なわれているマラソン大会は、出場人数がどこも毎回更新されている状態。『いろいろと違った道や風景のなかを走ってみたい』というユーザーが多いなか、『地方や自然のなかへクルマで出かけて走ろうとすると、着替える場所などがなかなかなくて困る』という声もよく聞く。そういうユーザーに、このクルマはウケるんじゃないか」と話す。

「大規模なイベントをのぞけば、手づくりで開催される10kmやハーフ、フルマラソンの大会では、そうした控室エリアがない場合が多い。走り終えて汗を流すところもない。小さな公衆トイレに行列ができたりする」

「そういうときにこのクルマの後席の空間はすごく便利だろう。夜中の3時ごろにクルマで出発して、走る現地でちょっと仮眠というときにもこのクルマはいい」(船越)

また、同社日本営業本部営業開発室商品ブランドブロック主任・藤川大氏は、「ランナーの数もかなり増えてきていると思うが、ドライブ中以外の止まっているクルマの中で思い思いに過ごしたいという人は多いだろう。そういうユーザーの心にこのクルマはピンポイントで刺さるだろう」と語っていた。

フリードスパイクの登場で、ランナーが集まる各地の公衆トイレと駐車場に“変化”が見られるかもしれない。

《レスポンス編集部》

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