商用車テレマ市場、2025年に1000億円に…矢野経済

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矢野経済研究所は14日、商用車向けテレマティクス市場に関する調査を実施し、その結果を「2010~2011年版ITSテレマティクス市場予測レポート~エコドライブ時代のITSアプリ可能性分析」にまとめた。

調査は2~6月にかけて専門研究員が面談や電話などでヒアリングを実施した。

調査結果によると、デジタルタコグラフや運行管理システムなど、商用車向けテレマティクス端末4品目の合計出荷台数は2009年の20万7600台から2015年には30万4400台にまで拡大すると予測する。

2009年から2015年までの年平均成長率は6.6%増で、堅調に推移する見通し。各種補助金や助成金によるユーザの導入支援を後押しするためで、通信費の低額化、リース車両台数適正化なども成長要因となる。

一方で、2020年にCO2排出量を25%削減する目標を目指した商用車のエネルギーマネジメント計画を背景に、2015年から商用車向けテレマティクス端末市場は急成長する可能性を指摘。2020年には端末市場は80万台に達し、2025年にはピークに達し、年間100万台に到達すると予想する。端末の単価10万円と仮定した場合、金額ベースでは2025年に単年度で1000億円市場になると予測する。

《レスポンス編集部》

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