アウディ A7スポーツバック…大型5ドアクーペの提案

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A7 全 17 枚 拡大写真

アウディは26日、新型車の『A7スポーツバック』を発表した。クーペのスポーティ&エレガンス、セダンの快適さ、ワゴンの機能性を1台にまとめた大型の5ドアモデルである。

アウディはA7スポーツバックを、「5ドアクーペ」と表現。フロントセクションは、ロングノーズにショートオーバーハングが特徴で、なだらかな弧を描くルーフラインは、そのままリアエンドへと続く。

ボディサイズは、全長4970×全幅1910×全高1420mm。『A6』(全長4925×全幅1855×全高1455mm)と比較すると、A7スポーツバックは45mm長く、55mmワイドで、35mm背が低い。

インテリアは、エレガントかつクラフトマンシップを感じさせる仕上がり。トランク容量は535リットル(VDA計測法)で、リアシートを倒せば、最大1390リットルへ拡大する。

エンジンはガソリン2、ディーゼル2の合計4種類のV6を用意。中でもガソリンの「3.0TFSI」は、直噴3.0リットルV6スーパーチャージャーを搭載。最大出力300ps/5250〜6500rpm、最大トルク44.9kgm/2900〜4500rpmを引き出す。

トランスミッションは7速「Sトロニック」、駆動方式はフルタイム4WDの「クワトロ」。アルミ素材を積極採用し、ボディを軽量化した効果もあって、0-100km/h加速は5.6秒、最高速は250km/h(リミッター作動)の実力だ。欧州複合モード燃費は12.2km/リットル、CO2排出量は190g/kmである。

新型A7スポーツバックは、9月30日に開幕するパリモーターショーで国際披露された後、欧州では今秋から販売開始。ドイツでのベース価格は、5万1600ユーロ(約580万円)からだ。同タイミングでのデビューが噂される新型メルセデスベンツ『CLS』が、格好のライバルとなる。

《森脇稔》

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