独立行政法人の石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、マラウイ共和国の天然資源エネルギー環境省と、鉱物資源などの探査・開発で協力することで合意した。
今後、両国の関係強化の最初の具体的なプロジェクトとしてマラウイから地質技術者をJOGMECボツワナ地質リモートセンシングセンターに招いて、同国の鉱物資源ポテンシャルを評価するための共同解析を9月上旬から実施する。
また、JOGMECは、同国地質調査局などの協力を得て、レアメタル資源の権益確保へ向けて、民間鉱山会社とジョイント・ベンチャーで探査プロジェクトの構築を目指す。
JOGMECは鉱物資源の探査・開発で協力関係を結んだのは南部アフリカ地域では7カ国目。南部アフリカ地域は、レアメタルなどの資源の確保が見込まれるため、今後もこれら資源国との関係強化を目指す。