日本自動車工業会が発表した2010年上半期(1~6月)の自動車生産実績によると四輪車生産台数は前年同期比45.8%増の484万1950台となり、2年ぶりにプラスとなった。ただ、年間生産台数が1000万台の大台を回復するのは困難な見通し。
車種別では、乗用車が同46.9%増の418万8331台と2年ぶりにプラスとなった。このうち、普通車は同85.4%増の240万3504台、小型車が同22.8%増の111万7071台、軽四輪車が同3.6%増の66万7756台だった。
トラックは同37.8%増の59万8579台で、バスが同48.9%増の5万5040台だった。
上半期の国内需要はエコカー補助金高の効果で同21.5%増の265万6828台となったほか、輸出も新興市場向けなどが好調で同62.0%増となり、国内生産は好調だった。