ヒュンダイ世界新車販売11.8%増、本国では不振…7月実績

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ヒュンダイは3日、7月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は29万3460台。前年同月比は11.8%増と、2桁台の伸びを維持している。

米国などの海外市場が、引き続き好調。海外では7月、前年同月比21%増の24万4405台を販売した。このうち、輸出分は23.4%増の10万2117台、海外生産分は19.4%増の14万2288台だった。

海外での2010年1~7月実績は、前年同期比32%増の168万7701台。その内訳は、輸出分が30.5%増の63万6299台、海外生産分が33%増の105万1402台と、ともに3割以上の大幅増だ。

海外市場と対照的に、地元韓国は不振。7月は前年同月比19.1%減の4万9055台にとどまる。商用車は8.5%増の1万6675台と好調だったが、乗用車が31.1%減の2万4598台、SUVが18.9%減の7783台と、足を引っ張った。これは、インセンティブ終了の反動である。

ヒュンダイの2010年1~7月世界販売は、好調な海外市場に支えられ、前年同期比24.4%増の205万7996台。主力の米国市場では、新型『ソナタ』や『ツーソン』が牽引役を果たしている。

《森脇稔》

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