VW米国新車販売、13か月連続の前年超え…7月実績

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フォルクスワーゲンオブアメリカは3日、7月の新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は2万3880台で、前年同月比は16%増。13か月連続で前年実績を上回った。

好調なのは『パサートCC』で、7月は3394台を販売。前年同月比は140.2%増と大幅に増加した。SUVの『ティグアン』も人気が高く、80.9%増の1968台を売り上げている。

また、『ゴルフ』シリーズも順調に売れ行きを伸ばし、前年同月比111.8%増の3079台をセールス。そのうち、09年12月に追加された『GTI』(『ゴルフGTI』)が、1190台を占めた。同車は、前年同月比46.9%増を記録する。

また、最終限定車をもって生産を終了する『ニュービートル』は、1349台を販売し、前年同月比は2.4%増。『パサート』は3.8%増の932台をセールスした。クライスラーからOEM供給を受けるミニバン、『ルータン』は24.7%増の1683台と回復を見せた。

一方、これまで牽引役を果たしてきた『ジェッタセダン』は、新型発表の影響を受け、前年同月比14.5%減の8262台と、3か月連続で減少。『ジェッタワゴン』(日本名:『ゴルフヴァリアント』)も10.9%減の2151台とマイナスへ転じた。

フォルクスワーゲンオブアメリカのマーク・バーンズ社長代理は、「7月も顧客のVW車に対する反応は好意的。13か月連続での前年実績超えにつながった」と語っている。

《森脇稔》

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