フォード米国新車販売、フィエスタ 新型が順調…7月実績

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フォードモーターは3日、7月の米国新車販売の結果を公表した。ボルボを除いた総販売台数は16万6092台で、前年同月比は5%増。10か月連続で前年実績をクリアした。

ブランド別では、フォードが前年同月比8.1%増の15万3603台、リンカーンが16.3%減の5586台、廃止が決まったマーキュリーが31.2%減の6903台だった。

フォードブランドの乗用車系では、主力セダンの『フュージョン』が前年同月比1.2%減の1万7406台と2か月連続で減少。2011年初頭に新型を投入する『フォーカス』も29.4%減の1万5417台と後退した。

しかし、2011年モデルでエンジンを一新した『マスタング』が前年同月比12%増の7489台、『トーラス』が186.7%増の5046台、新発売のコンパクトカー、『フィエスタ』が3349台と人気を集める。

フォードブランドのライトトラック(ピックアップトラック/SUV/ミニバン)系では、ベストセラートラックの『Fシリーズ』が、前年同月比38.9%増の5万0449台を販売。『エッジ』は18.9%増の9342台、『エクスプローラー』は53.2%増の4763台を売り上げた。

マーキュリーブランドでは、SUVの『マウンテナー』が、前年同月比18.1%増の476台、リンカーンブランドでは『MKZ』が3.8%増の1590台、大型SUVの『ナビゲーター』が、25.8%増の566台と好調だった。

フォードの今年1‐7月米国新車セールスは、前年同期比23.9%増の112万0837台。同社のケン・クズベイ副社長は、「6月から販売を開始した新型フィエスタが、とくにカリフォルニア州で好評」とコメントしている。

《森脇稔》

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