三菱ふそうトラック・バスが発表した2010年上期(1~6月)の世界販売台数は、前年同期比39.9%増の6万1569台と、大幅に伸びた。
特に海外販売は同58.9%増の5万0117台と好調だった。主要市場であるインドネシア、台湾での販売が伸びた。東南アジアの販売台数は同74.8%増の2万6400台となった。
また、アフリカ地域も同37.6%の3992台と大幅な増加となったほか、中東地域は同5.5%増の5806台となった。
同社のアルバート・キルヒマン社長兼CEOは「世界市場の販売の回復と新興国における高いプレゼンスにより、2010年上期の世界販売が増加した。下期においても全世界における新商品投入で、販売台数の増加をめざす」とコメントしている。