アイシン精機、ブラジルに新工場建設…トヨタの生産増強に対応

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アイシン精機は、ブラジル現地法人であるアイシン・ド・ブラジル(ADB)がサンパウロ州バルエリ市にある既存工場に加えて、イトゥ市に第2の生産拠点を新設すると発表した。トヨタ自動車のブラジルでの生産能力増強に対応する。

ADBは2003年にドアフレームなど車体部品の生産を開始した。新興市場であるブラジルは自動車需要の急増が見込まれるため、トヨタは現地生産能力を増強する。アイシンも生産能力を増強するため、新たに土地と建屋を取得し、シート部品を中心に生産する新工場を立ち上げる。

新工場の投資総額は約6500万レアル(約33億円)で、2012年後半から生産開始する予定。

第2工場の稼働に伴ってADBは、現在の売上高約17億円を、2015年度には、売上高50億円を目指す。

《レスポンス編集部》

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