双日、カナダでレアメタルの生産能力を増強

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双日は、カナダ鉱山会社のトンプソンクリークメタルと共同で、カナダのブリティシュ・コロンビア州にあるモリブデン鉱山エンダコに総額約5億カナダドル(約450億円)投じて生産能力を増強する。

レアメタルの一種であるモリブデンは、鉄鋼向けの需要が増加しており、特に鉄鋼生産量を増やしている中国が資源確保のため、対外輸出規制に乗り出し、輸入国に転じるなど、獲得競争が激化している。

今回の拡張計画は、リーマンショック以降の需要低迷で生産能力増強の計画を一時停止していたが、モリブデン需要の回復が見込めることから計画の再開を決定した。工事は2011年下期に完了、生産を開始する予定。

現在、年間約1000万ポンドのモリブデン生産量を、2011年以降に年間約1600万ポンドまで増強する。同時に、最新式の設備を導入して生産効率を高め、オペレーションコストを削減する。

《レスポンス編集部》

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