トヨタ、米テキサス工場で タコマ 生産開始…1000名新規雇用

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タコマ2011年モデル
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トヨタ自動車の米国生産拠点であるToyota Motor Manufacturing, Texas, Inc.(TMMTX)は8月6日、北米向けピックアップトラック『タコマ』のラインオフ式を実施した。タコマの生産開始にともない1000名を新規に雇用、地域社会への貢献をめざすとしている。

ラインオフ式には、リック・ペリー テキサス州知事、ジュリアン・カストロサンアントニオ市長らを招き、トヨタの新美篤志副社長、TMMTXのクリス・ニールセン社長ら出席のもと行われた。新美副社長は、「今回のタコマの生産開始は、これまでの、人材育成や工場における改善活動が実を結んだもの。尽力いただいたチームメンバー、サプライヤーの方々、およびテキサス州、サンアントニオ市のご支援にお礼申し上げたい」と述べた。
 
また、TMMTXのクリス・ニールセン社長は、「新規雇用等により地域社会に貢献していくことを最優先としている」としている。

トヨタはタコマを1995年に北米市場に導入、累計約240万台を販売している。2008年7月に北米生産体制の見直しを行い、11月にはToyota Motor Manufacturing, Indiana, Inc.(TMMI)で生産していた『タンドラ』をTMMTXに集約するなど、各工場の最適化を図ってきた。

今回のタコマ生産に伴う新規雇用者は約1000名、投資額は1億ドルで、TMMTXの従業員数は約2800名、総投資額は約14億ドルとなる。

《宮崎壮人》

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