京セラは、国内販売子会社の京セラソーラーコーポレーションが、北海道電力の「伊達ソーラー発電所」(北海道伊達市)に多結晶シリコン太陽電池モジュール1MW分を供給すると発表した。同発電所は2011年6月に完成する予定。
伊達ソーラー発電所の稼動時の年間発電電力量は、一般家庭約300軒分の電気使用量に相当する約100万kWhを想定しており、クリーンエネルギーを利用することでCO2を年間約500トン削減できる見込み。
京セラは今回の北海道電力のほか、東京電力の13MW、九州電力の3MW、四国電力の1.7MWのメガソーラー発電所に対しても太陽電池モジュールを供給することが決まっている。
京セラでは、高性能な多結晶シリコン太陽電池モジュールを安定供給することで、太陽光発電システムの需要の増加に対応、地球温暖化防止に積極的に貢献していく方針だ。