富士通テン、技術者に負担をかけずに環境配慮設計レベルを評価

自動車 ビジネス 企業動向
LCA自動算出システムの入力画面。左:INPUT画面で必要情報入力、右:OUTPUT画面でCO2排出量を数分で算出
LCA自動算出システムの入力画面。左:INPUT画面で必要情報入力、右:OUTPUT画面でCO2排出量を数分で算出 全 1 枚 拡大写真

富士通テンは、技術者を負担を減らしながら、環境に優しい製品の研究開発体制を構築する。

環境配慮設計(DfE)のレベルを定量的に評価する3つのシステムを開発、実際の製品開発の際に導入して環境負荷の実態を簡単に把握しながら製品を効率的に開発していく。

DfEを評価するシステムは「LCA算出システム」「環境効率ファクター算出システム」「グリーン度評価システム」の3つ。これらを部品表システムなど、既存の社内情報システムと連動させることで、設計者の環境負荷量算出などの工数を大幅に削減しながら、製品開発での環境負荷の度合いを評価できる。

同社は、これらのシステムを製品価値向上と環境負荷低減を両立するための設計に活用し、環境に配慮した製品開発を推進していく。今後、製品の企画・構想段階からDfEの度合いを評価する枠組みを整備、2011年度から全製品分野で運用を開始する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る