2010年3月、オーストラリアGP開催中のメルボルン市内で、暴走行為で検挙されたマクラーレンのルイス・ハミルトン選手。オーストラリアの裁判所は24日、500オーストラリアドル(約3万7500円)の罰金刑のみを言い渡した。
裁判には、ハミルトン選手は出廷せず、代理の弁護士が出席。弁護士は、ハミルトン選手自身が反省の思いを記した書簡を提出した。
判事はハミルトン選手の行為を非難しながらも、初犯であった点や本人が反省している点を考慮。500オーストラリアドル(約3万7500円)の罰金刑のみとし、有罪の記録は残さないとしている。
仮に有罪となれば、国によっては入国審査に支障をきたす可能性があっただけに、世界各国を飛び回るF1ドライバーにとっては、寛大な刑といえそうだ。